ウィスキーなどをストレートで少しずつ飲む時などにちょうどいいくらいの大きさです。
冷酒にも良さそうです。
当店でお取り扱いをしているボタニカルシロップの「草譯」をよく冷やしてストレートで召し上がるときにもおすすめです。

草譯(くさわけ)
草譯の商品ページはこちら>> #草譯
さりげないカットの「カモメ」シリーズ
海の上を飛び交う無数のカモメたち。
石川県の海沿いで育った廣島さんの心に残っている風景なのだそうです。
よく見ると分かるくらいのさりげないカットがおしゃれです。

飲み物を少なめに入れて水平線に見立てて、その上を舞うカモメを楽しむのも◎

左がウォーターグラスM、右がL
<サイズ>
高さ:約69mm/直径:約73mm
(1つ1つ手作りされるため若干の個体差がある場合がございます。ご了承ください。)
<容量>
およそ180ml
*容量はあくまでも大凡の目安としてお考えください。
<素材>
ガラス
<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外
- この商品の作り手 -
廣島晴弥(h collection)

石川県金沢市の小高い住宅街の一室にアトリエを構える廣島晴弥さん。
「こんな小さなところで出来るんだ?と驚かれたかも知れませんね」とおっしゃる通り、とてもコンパクトな空間で制作されているのにまず驚きました。
廣島さんはグラスをカットするプロフェッショナルなので、木地(カットする前のグラスなど)を自分で作るわけではありません。
ガラスから吹くとなると炉を設置したりと大掛かりな設備が必要となってきますが、カットする工程のみなので住宅の一室に収まるくらいで良いのだそうです。

全てが手の届く場所にきっちりと整頓されて収まっているアトリエ
コンパクトな空間に必要な道具がとても機能的に、そして整頓されて収められている工房は見ているだけで気持ちがいいものです。
逆に言うと、無駄を削ぎ落としながら整理整頓が行き届いているからこそ、このコンパクトなスペースで収まっているのだということが徐々にわかってきます。

ガラスを削ったり磨いたりする道具。これを高速で回転させて、そこにガラスを押し当てるようにして模様を描いていきます。
グラスをカットして模様を付けていくというのは、私たちが思っていた以上に細かくて地味な作業の繰り返しが延々と続きます。
長時間にわたって集中力を維持し続けなければ出来ませんし、一つ一つのステップを順序を守りながら着実に積み重ねていく根気強さが求められます。
面倒臭さがらずに、例えば「出したものは都度しまう」とか、そういうことを着実にできる人でなければこの仕事は絶対に務まらないのだということが、廣島さんのお話を伺っていてよく分かりました。
「後でまとめて片付けよう」とか、「試験勉強は試験の前日に集中して詰め込もう」いうようなタイプの人(←まさに紡ぎ舎店主そのものですが)には絶対にできない仕事だと思います。

ガラスを削る位置にマジックのようなペンで印をつけていきます(写真は「カモメ」シリーズ)。

幾何学的な模様は角度を測りながら描いていきます。

ここがズレると全てがズレてしまうので集中して線を引いていきます。

昔のヨーロッパの刺繍のパターンなどもデザインの参考にしている廣島さん。アトリエにはアンティークのフランスのパターン図が貼られていました。

何度も削りと磨きを繰り返す、気の遠くなるような作業です。
私たちもこれまでたくさんのモノを生み出す方々にお会いしてきました。
やはり実際にお会いして、お話を伺ったりその人の所作を目の当たりにしたりすると、それぞれの作品なり商品なりにその人それぞれの個性が滲み出ていることがよく分かります。
大体「この人らしいなぁ」と思うことが多いです。
カットグラスという華やかなイメージは、一見すると廣島さんのイメージとは重ならないように見えるのですが、その裏にある制作の地道で精緻なプロセスを目の当たりにすると、やはり出来上がったモノと作り手の性格が密接に関係しているのだと今回改めて感じさせられました。
廣島晴弥(h collection)の全商品はこちら>> #廣島晴弥(h collection)
- ご注意いただきたいこと -
※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
※ガラス製品は一点一点手作りされています。したがって大きさや形などが均一でなかったりします。ぜひ手作り商品の個性として、制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。
※耐熱ガラスではありません。お湯を注ぐなど急な温度変化で割れる可能性がございます。ご注意ください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。