大きすぎず小さすぎずの大きさの飯椀です。
灰釉ですが、焼け方によって少しピンクがかった色合いになったりして表情が様々。
飯碗のような器は特に「誰のうつわ」というのが家の中で決まっていると思うので、1点1点表情が違うこういった薪窯の作品が合います。
<サイズ>
直径:約120mm/高さ:約65mm
*代表的な寸法を記載しています。陶器は一つ一つ手作りされるため大きさ等に個体差があります。ご了承ください。
<素材>
陶器
<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外
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- この商品の作り手 -
掛江祐造
元々広島県出身の掛江さんですが、陶芸家を志して常滑市立陶芸研究所を卒業して以来、常滑に薪窯を構えてきました。
その後制作の拠点は滋賀に移りましたが、その後も滋賀と常滑を行き来し、薪窯の作品は常滑で焼かれてきました。
私たちが掛江さんと知り合ったのは、ちょうど常滑の窯も人に譲り、住居も制作の拠点も故郷の広島に移すというタイミングでした。
掛江さんが長らく使用した薪窯
2024年の夏に広島県は尾道に移られて、新拠点の立ち上げなどかなりお忙しいタイミングで最初の作品を納めていただくことになったのですが、ちょうど常滑の陶器市に出店されるタイミングでもあり、これまで使用してきた薪窯を見せていただくことも兼ねて常滑でお会いして作品を見ながら選ばせていただきました。
ただ、何しろ掛江さんもバタバタのスケジュールでしたので薪窯近くの路上にトラックを停めて、その荷台に積まれた作品を選ぶというこれまでにない体験で、とても記憶に残る仕入れとなりました。
制作は薪窯とガス窯を併用していますが、薪窯で焼成した大らかで力強い作品からガス窯の比較的サラッとした上品な作品まで様々な表情で楽しませてくれます。
私たちが初めて購入した掛江さんの作品は薪窯焼成の黒釉のしっかりとした8寸の石皿でした。
8寸というと24cmですから結構な大皿です。しかも真っ黒の釉薬ですからかなりどっしりとした雰囲気なのですが、実際に料理を載せてみると意外と軽やかな印象になってカレーやランチのサラダプレート、タコライスのような料理に本当に活躍してくれています。
まさに窯出しそのままで持ってきてくださったので、最後の仕上げもトラックの上で。
私たちが作品を選んでいる時も掛江さんは「これなんかひじきの煮物とかいいですよね」とか「こんな風に切り干し大根を盛り付けると・・」とか、常に料理との相性を考えていらっしゃるんなぁと感じさせられました。
作品の雰囲気は窯の違いや釉薬の違いなどで様々なのですが、そこを貫く「料理との相性」という軸でしっかりと全体のバランスが取られていることがよくわかりました。
ぜひとも色々な料理との組み合わせを楽しんでいただきたい掛江さんの作品です。
掛江祐造経歴
2003 愛知県常滑市立陶芸研究所卒業
2004 陶房杉入社
2006 常滑市にて独立
2018 滋賀県に工房を移転
2024 広島県に工房を移転
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- ご注意いただきたいこと -
※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
※うつわは一点一点手作りされています。中にはゆがみがあったり、ざらついていたり、色が均一でなかったりします。ぜひ手作り商品の個性として制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。また、使い込むほどに深みを増し、変化する風合いもお楽しみください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。