蕎麦猪口(緑釉)
蕎麦猪口としてはもちろんですが、お湯呑みとして使うのもおすすめです。
艶消しの深い緑色の緑釉。深い色合いは料理を引き立ててくれます。
<サイズ>
直径:約85mm/高さ:約65mm
*サイズは代表的な寸法を記載しております。焼き物は1つ1つ手作りされるため大きさには個体差がございます。ご了承ください。
<素材>
陶器
<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外
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- この商品の作り手 -
柏井羊
栃木県益子町で作陶される柏井羊さん。
寺山釉、土灰釉、藁灰釉、緑釉、そしてヒビ粉引の5つの釉薬を使って作陶しています。
はじめは医薬品メーカーに勤務していましたが、陶芸を志して退職し、寺村光輔氏に師事した後に独立しました。
元々工芸作品などの「もの」が好きだったという柏井さんは、陶芸を始める前からお気に入りのお店に足を運んでは本当に気に入った作品を選んで買い求めていたのだそう。
そんな「本当に気に入ったものだけを身の回りに置き、それを丁寧に大切に使う」という柏井さんのライフスタイルや性格が作品にも色濃く反映されているように思います。
奇を衒ったものは一切なく、毎日の暮らしの中で繰り返し使いたくなる汎用性の高いベーシックな器。
でもそれでいて決して凡庸ではなく、例えばリムの幅だったり、深皿の角度だったりといったちょっとした部分に絶妙なバランスと美しさを感じさせてくれます。
轆轤と型を両方使います。写真は型を使ってオーバル皿を製作している様子。
私たちにとって柏井さんの作品は小説のようなものだと思うことがあります。
読む人がそれぞれに主人公や登場人物の姿を頭の中に創り上げながら読み進めていくように、柏井羊の作品を手にした私たち一人ひとりがそれぞれに柏井羊の世界観を感じ、そしてどんな人がこの作品を生み出したのだろうと想像してみる。
そんなふうに使う人によって見えてくる表情が変わるのが柏井さんの器の魅力なのだと思います。
出来上がった作品からも分かりますが、とにかく一つ一つが丁寧なのが印象的でした。
もう長らく陶芸家として作品を作り続けているかのような柏井さんの作品ですが、実は2021年に独立したばかりの駆け出しの作家さん。
きっとこれから少しずつ作品も変化しながら柏井羊の世界が広がっていくのだと思います。
そんな今後の変容も楽しみに注目していきたいと思います。
釉薬による表情の違いも愉しみたいです。
柏井羊経歴
1991 石川県出身
2015 大学卒業後、医薬品メーカー勤務
2018 寺村光輔氏に師事
2021 益子にて独立
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- ご注意いただきたいこと -
※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
※うつわは一点一点手作りされています。中にはゆがみがあったり、ざらついていたり、色が均一でなかったりします。ぜひ手作り商品の個性として制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。また、使い込むほどに深みを増し、変化する風合いもお楽しみください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。