• COAL BAG Long Handle - Medium

  • raregem(レアジェム)

    COAL BAG Long Handle - Medium

    税込み ¥23,100

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小旅行くらい対応できる大きさがあります



COALとは石炭の意味です。炭鉱のことをcoal mineと言ったりします。
その昔(1世紀ほど昔)のアメリカでは、炭鉱で炭を運ぶために頑丈なバッグが使われていたのだそうですが、そこから着想を得たバッグがこちらのCOAL BAGです。

確かにかなりしっかりとしたバッグです。

COAL BAGシリーズはXS、Small、Medium、Regular、そしてXLの5サイズ展開なのですが、一般的な感覚でいうとMediumがLargeくらいのイメージです。
沢山の荷物を持ち運んだり、1-2泊くらいの旅行であれば十分対応できるくらいの大きさがあります。

raregemのバッグとしては珍しいロングハンドルのトートバッグ。
肩からかけられるというのは手が空くのでやっぱり便利です。そして重さが加わっても持ちやすいです。

ショートハンドルのMediumサイズですと、背の高くない方が持つと底が地面に着いてしまう可能性ももありますが、肩掛けならその心配もありません。
背丈を問わず、男女を問わず、多めの荷物をサラッとかっこよく持ち運ぶためには最高のバッグだと思います。

使い込んでいくと、使った人の個性がどんどんとバッグの風合いに現れてきます。それも楽しみの一つ。








<サイズ>
高さ:34cm(持ち手を含まない)/幅:56cm(底幅:45cm)/奥行き(マチ):15cm

<原材料名>
本体:特注4号帆布(綿100%)
持ち手:(表)特注へリンボンテープ(綿100%)/(裏)11号帆布(綿100%)

<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外




- この商品の作り手 -



raregem(レアジェム)



東京都大田区の雪谷大塚にアトリエを構えるraregem(レアジェム)。
西條さんご夫妻が営むアトリエです。

私たちと西條ご夫妻との出会いはとある展示会だったのですが、その後お話を伺っていると色々と共通点が多く驚きました。
紡ぎ舎のある小谷村の近所の大町市や、紡ぎ舎店主(夫)が長らく住んでいた茨城県つくば市にも縁があったり、さらには私たち夫婦が以前住んでいた東京の富ヶ谷とも関係があったり、などなど不思議と私たちが住んだ場所と同じような土地とのご縁があるのでした。

というようなこともあって不思議な親近感を抱いている作り手さんです。





当店でお取り扱いしているのはバッグなどですが、raregemという会社はバッグだけを作っている会社ではありません。
実は家具の製作や大工仕事、店舗や住宅のデザイン・設計などを手掛けている会社です。

この背景を知るとraregemが作るバッグがなぜ耐久性に優れ、合理的で使いやすいのかということが良く分かってきます。

例えば、しっかりとして耐久性に優れたCOAL BAGというシリーズがあります。
COALというのは石炭のこと。1世紀ほど前のアメリカの炭鉱ではCOAL BAGと呼ばれるバッグに石炭を入れて運んでいました。そのバッグをモチーフにしたシリーズです。





4号という厚みのある特注の帆布を使い(ちなみに号数が小さくなるほど厚みがあります)、たっぷりと入る容量があり、そしてショートハンドル。

これらは全て、沢山の工具を入れても大丈夫なように、そして都内の人混みの多い現場に向かう時でも機動性が確保できるように、といった視点から生まれた発想。

両手に工具の入ったバッグを持って混雑した場所を歩くことを考えてみてください。ハンドルが長いとバッグがあっちこっちにゆらゆらと揺れて人に当たったりしていまいます。
ハンドルが短いことで機敏にバッグの向きを制御しながら歩けるわけです。

こんなふうに、実際に使う中から着想を得て生まれてくるバッグだからこそ、raregemのバッグはいつだって合理的なのだと思います。





もう一つ例を挙げると、我が家でも最初に購入したMONOLINEシリーズのOlive Drabというカラーのバッグ。

この生地は、10号という先ほどのCOAL BAGと比べると随分と薄い帆布になっています(だからとても軽いです)。
ただこの生地が只者ではないのはその優れた防水性能。

この生地は、自衛隊のトラックの幌(ほろ)に使われているまさにその生地なのです。
自衛隊に納入される物品にはそれぞれかなり細かな性能基準が厳しく定められて、その基準をクリアしたものでないと認められないのだそうです。

重要な物資などを輸送するトラックの幌に使われる布ですから、荷台の荷物を濡らすようなことがあってはなりません。
だから、布のロウ引き処理を通常の倍以上かけて防水性を高めるという方法が使われています。





raregemの西條夫妻の車も荷台があり、実際にこの生地を使った幌を使っていらっしゃいます。
なんでも、幌を縫製するところから全てご自身でやられたのだとか(あまりの大変さに肩を痛めてしまった、と)。

これまで一回も中が濡れたことはなく、しかもよくあるゴム系の幌と違って帆布は通気性がしっかりしているため、中が結露するといったこともないのだそう。すごい生地です。

バッグとしてのファッション性はご覧いただいてお分かりの通りですが、素材の機能性や耐久性といった点にも徹底したこだわりがあるのは、やはり「実用」という視点が常に根底にあるからこそ。

だからやっぱりraregemのバッグは理にかなっているのです。





raregem(レアジェム)の全商品はこちら>> #raregem(レアジェム)




- ご注意いただきたいこと -


※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
※防水性を高めるパラフィン加工を施しています。素材の特性上、洗濯やアイロンのご使用はお控えください。強く擦ると色移りや色落ちする場合がありますのでご注意ください。汚れが気になる場合は、水で薄めた中性洗剤に浸した布を固く絞り、やさしく拭いてください。干す時は通気性の良い場所で陰干ししてください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。

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