• 無添加ドライりんごチップス

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    無添加ドライりんごチップス

    税込み ¥918

    数量



りんごだけ



樹上で完熟した美味しいりんごのチップスです。
砂糖も保存料も、その他一切の添加物も使用しない「りんごだけ」のチップス。

私たちも畑で野菜を育てているので良く分かるのですが、鳥や動物たちは驚くほど「食べどき」を知っています。
とうもろこしなど「明日収穫しよう!」と思っているとまさにそのタイミングで食べにきます。トマトなんかもそうです。
一番美味しい時をよくわかっている。

りんごも全く同じなのだそうです。
一番美味しくなったタイミングで見事に果実をつつきにくる。動物のそういう感覚というのはどういう仕組みになっているんでしょうね。

山とりんごのりんごチップスに使われているりんごは、例えばそういうりんごだったりします。
最初から加工用のりんごというわけではなく、農園の中でも最も有力株の一番美味しいりんご。
鳥が食べてしまったからそのままりんごとしては販売できないけど、食べられた部分を取り除けば十分に使えるりんご。

山とりんごのりんごチップスを初めて食べた時の驚きはよく覚えていますが、なぜこんなに美味しいのかというこの理由を聞いてとても納得しました。






<内容量>
40g

<原材料名>
りんご

<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外




- この商品の作り手 -



山とりんご



長野県大町市の高瀬渓谷から犀川に注ぐ高瀬川という川があります。この川の西側が安曇野と言われている地域です。
その高瀬川の支流の一つ、標高2,268mの有明山近くに端を発する芦間川が長い年月をかけて作り出した扇状地(神戸原扇状地)がほぼ今の松川村です。

扇状地らしいなだらかな見晴らしの良い傾斜に「山とりんご」の農場はあります。









園主の平林達彦さんは70年以上に亘って代々この地で農家を営む家に生まれました。

りんごという果物は長い歴史の中で品種改良が繰り返されてきた、とても人の手が入った果物です。
なので、病気や害虫にとても弱いことが知られています。
全く農薬等を使わずに育てることはとても難しいと言われるのはこのためです。

一般的には「この時期にはこの農薬を散布する」「こういう症状が出た時にはこの薬を使う」といったプロトコルのようなものが確立されていて、農家の方々はそれに従って果実を育てていきます。





平林さんの実家の農園もそういった普通の農園でした。
りんごの栽培には農薬を散布して、雑草が生えないように除草剤を撒くのは業界の常識であって、そもそもそこに疑いを持つきっかけすらないのが普通の農家さんの現状ではないでしょうか。

私たち(紡ぎ舎店主)自身もスーパーに並ぶ食品や、レストランや食堂で提供される食事を何の疑問もなく口にしてきました。
それがあるきっかけで食生活を見直した際に、今まで何の疑いもなく食べていた食品にとても多くの疑問を抱くようになりました。
この添加物本当に必要なのだろうか?この怪しげな名前のカタカナの添加物は何のために使われているんだろうか?などなど。
ほんの少し意識が変わると見える景色が一気に変わってきます。当たり前と思って気にも留めていなかったいたことが急に違和感となって顕在化してくる。





恐らく平林さんにも同じようなきっかけがあったのだと思います。
そしてそれまで当然のことすぎて気にも留めていなかった「農薬」「除草剤」が急に疑問の対象となって自分の中に湧き上がってくる。
お話を伺っている限り、そのきっかけは妻の文さんとの出会いがとても大きいのだと感じました。

以来、山とりんごでは「可能な限り農薬を減らすこと」「除草剤を使用しないこと」そして「化学肥料を使用しないこと」にこだわったりんご作りに取り組んでいます。






「やっぱり怖さはありますよね」

農薬を使わないで病気が広がってしまったらどうしよう。害虫にやられてしまったらどうしよう。
やはりいつもそんな思いが頭をよぎるのだそうです。

りんごの木は10年近く経ってようやく収穫のピークを迎える植物です。
でも病気が蔓延してしまったらそうやって時間をかけて大切に育てた木を切らなくてはいけない。害虫が大量発生したらその年の収穫が出来ないかも知れない。
ただでさえ病気や害虫に弱いりんごですから、農家の人にとって農薬を減らすことへの怖さは私たちが想像するより遥かに重くのしかかるのだろうとひしひしと感じさせられました。

それでも食べる人にとっても作る人にとっても、そして大切な土地にとっても優しい農業をしたいとの思いで試行錯誤しながら可能な限り農薬を減らして育てています。





「サステナブル」(持続可能であること)といった言葉を色々なところで耳にするようになって久しくなりましたが、今回平林さんご夫妻のお話を伺ってその言葉の持つ重さを改めて感じさせられました。

りんごの木を健康に維持していくこと、りんごを口にする私たちが安心して食べられること、生産者が生活を維持していくこと、この大地を汚さずに次代に繋げていくこと。そういう色んなことのバランスをうまく測りながら今できる最善の選択をしていくということが持続可能性を模索するということなのだと思います。





最近はスーパーなどでも「無農薬」などの野菜が多く並ぶようになってきました。
多分多くの人たちが「へー、無農薬なんだ。体に良さそう。」くらいの感覚だと思いますし、私たちも例外ではありません。そしてそれはそれで構わないと思います。

だけど、ほんの一端であっても農薬を減らして栽培するということが生産者にとってどういうことかを知ることでまた見えてくる景色が変わってくると思います。

ぜひ一度山とりんごの農園を訪れてみてください。
彼らが作り上げてきたりんご畑はとても気持ちがいいところです。





山とりんご 農園&直売所

住所:長野県北安曇郡松川村川西3391-5
電話:050-3692-9339



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- ご注意いただきたいこと -


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