石原ガニ原の朱塗椀
こちらの商品は「古物」です。紡ぎ舎は古物商の許可を取得しています(古物商許可証番号: 道具商 第481342200020号(長野県公安委員会))。
古物は当然ながら使用感がございます。その一方で、長い時間を経たからこそ生み出される味わいがございます。その辺りをお楽しみいただく前提でお選びいただきますようお願いいたします。
当店における古道具お取り扱いについての考え方をnoteにまとめていますので、そちらもぜひご覧ください。
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小谷村石原地区の古物
紡ぎ舎のある小谷村の中でもさらに紡ぎ舎があるのと同じ「石原地区」の古民家から出てきた朱塗りの椀です。
「ガニ原」というのは地名でもあり、屋号でもあります。「ガニ」とは牛の沓を表す言葉なのだそう。
小谷村には糸魚川から松本に牛に乗せて塩を運んだと言われる塩の道(千国街道)が通っているため牛にちなんだ地名もあるのですが、ガニ原もその一つ。
牛を引いて歩く人を「牛方」といいますが、その人たちが泊まった牛方宿も保存されていて見学出来るようになっています。
真偽の程は定かでは無いのですが、上杉謙信が敵(武田信玄)に送ったとされる塩(「敵に塩を送る」の塩です)もこの道を通ったという説もあるようです。
なお、こちらの椀は蓋と身が一緒に仕舞われていました「身」の方です。
当店ではバラバラに販売していますので、「石原ガニ原の朱塗浅小鉢」と合わせると蓋付の椀としてお使いいただけます。
朱塗浅小鉢を蓋としてお使いいただけます。
木箱の文字が読み取りにくかったのですが、恐らく明治元年に購入されたものではないかと思われます。今から約150年くらい前ということになります。
やや薄くなっていますが、縁の部分の金が朱色によく映えます。
とてもいい状態で保管されていました。
<サイズ>
直径:約125mm/高さ:約52mm
<素材>
漆器
<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外
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- ご注意いただきたいこと -
※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
※こちらの商品は古物となります。そのため、使用感を含めて一点一点に若干の状態の違いがございます。また、もともとの商品自体も一点一点手作りされています。中には若干のサイズ差があったり、色が均一でなかったりします。ぜひ手作り商品の個性として制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。また、使い込むほどに深みを増し、変化する風合いもお楽しみください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。