楮(こうぞ)の繊維を使った作品です。
和紙のアートボードです
和紙と植物などを組み合わせたアートボードです。
上下左右どの向きでもお好きな向きで壁などにかけてお楽しみいただけます。
向きによってガラッと雰囲気が変わったりもしますので、時折向きを変えることでお部屋の雰囲気を変えることもできます。
季節によって入れ替えるのも良いかも知れません。
とても軽いので、画鋲一つ壁に刺せば、そこに引っ掛けておけます。
<サイズ>
縦:約15cm/横:約15cm
<素材>
和紙、植物
<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外
- この商品の作り手 -
FUURO
陶器の町として知られる栃木県益子町を制作の拠点とする和紙作家奥村紗希さんのブランド"FUURO"。
夫婦揃って作家で、夫は楮(こうぞ)でかごバッグを作るSOSAKU Bagの奥村草作さんです。
楮と聞いてピンときた方も多いと思いますが、和紙の原料も楮。
夫婦で同じ原料から妻は和紙作品を、夫はかごバッグを作るというご夫婦なのです。
紡ぎ舎まで紙を漉きに来てくださったFUUROとSOSAKU
ご夫婦で世界一周の旅に出た時、行く先々の国でその地の材料やその地の水を使って紙を漉いて周った経験もあるFUURO。
紙は古代エジプトのパピルスの時代から絵や文字を記すことで物事を記録する媒体でしたが、FUUROの作品もまたその土地の情景や風土、その時々の記憶のようなものを和紙という世界に閉じ込めて表現したFUUROの記録と言えるのかもしれません。
旅のことも含めて、お二人のことを本にもまとめていらっしゃいます。
FUUROはこれまでも封筒や便箋といったステーショナリーを中心に草花や糸を漉き込んでみたり、陶器の町益子の作家らしく陶器の破片を漉き込んだりして作品を作ってきました。
そして2022年頃からは新たにアートボードの作品を手がけるようになりました。
楮(こうぞ)の繊維や植物を大胆に配置したアートボード
このアートボード作品を作り始めたことがFUUROの作家としての一つの転換点(breakthroughという言葉のイメージが近いかもしれません)になったのではないかと私たちは感じています。
これまでの「紙」というものや「便箋」とか「封筒」といった枠に捉われることなく、自由な大きさで自由な形で思い思いに自分の感じた今を投影する作品に私たちは以前より遥かに大きな躍動感を感じますし、FUURO自身の表情や言葉にも以前とはまた違った自信のようなものが強く感じられるようになったと思っています。純粋に楽しそうというか。
世界を旅して各地で紙を漉いた原体験に、或いは近いものがあるのかも知れません。
小谷村の植物たちを使った作品を作りに来てくださいました。
小谷村の植物を使った作品
ステーショナリー、アートボード、さらには彼女が"COCOON"と呼ぶ楮の繊維を使った立体的な作品など、表現の幅も広がったFUUROの今後の作品が益々楽しみです。
FUURO経歴
1992 栃木県生まれ
日本大学芸術学部美術学科 卒業
2014 埼玉県にて紙漉き工房に3年勤務
2016 FUURO Paperを立ち上げ
百貨店や出店イベント、オンラインショップにて販売開始
2020 栃木県益子町内アトリエにて制作、販売中
2023 FUURO PaperからFUUROに作家名を変更
FUUROの全商品はこちら>> #FUURO
夫のSOSAKU Bagの全商品はこちら>> #SOSAKU Bag
- ご注意いただきたいこと -
※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
*自然の植物を使用した作品は、徐々に植物の色等が変化していく場合がございます。そういった変化も作品の一部としてお楽しみください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。