YUKINE BATH MAT(バスマット)
バツグンの吸水性
泉州タオルの特徴は「後ざらし」と呼ばれる製法です。
タオルを織り上げる際、糸の強度を上げるために糊付けをします。この糊の成分やコットン自体の持っている天然由来の油分などが残ったままになっているとタオルの吸水性は落ちてしまいます。
この吸水を阻害するものを洗い落とす「さらし」を、タオルの製造工程の一番最後に行うのが「後ざらし」製法です。
だから泉州タオルは吸水性に優れているのですが、このYUKINEシリーズはその「さらし」の工程を通常の倍近い時間をかけて徹底的に不純物を洗い落としているのです。
なので吸水性は本当にバツグン。
ちなみに、不純物をほぼ完全に取り除いているので、キュッキュッというコットンの繊維そのものの感触が感じられます。
このキュッキュッという感触を、雪を踏みしめた時の音に例えて「雪の音」、すなわちYUKINEと名付けられました。
タオルを2枚貼り合わせたような形になっているのでしっかりとした厚みがあります。お風呂上がりの足裏にとても心地の良いタオルのバスマットです。
裏も表もパイル地になっています。
使わないときは掛けておくことができます。
<サイズ>
60 x 43cm
<素材>
オーガニックコットン100%
<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外
- この商品の作り手 -
神藤タオル
祖父から受け継いだ伝統
大阪府泉佐野市。ちょうど関西国際空港の対岸に位置するこの場所は、泉州タオルの産地として知られる地域です。
この地で1907年からタオルを作り続ける神藤タオル。
製造機械の刷新が続く中、神藤タオルでは最新鋭のコンピューター制御の機械を使う傍ら、いまだに3世代前のアナログな機械も大切に使い続けています。
この古い機械のおかげで、Inner Pile Towelや2.5-PLY Gauze Towelなど他社には真似できない独自開発の織り方を実現できているのです。
全てコンピューター制御の最新鋭の機械
特殊な織り方に欠かせない古い機械
この歴史ある会社を率いる現社長の神藤貴志さんは大学を卒業してすぐ神藤タオルに入りました。
私たちもお話を伺うまでてっきり代々家業を継いでいるのかと思っていましたが、実はお父様は全く違うお仕事をされているのだそう。
なので、貴志さんは生まれも育ちも東京。神藤タオルのある泉佐野にはたまに帰省する程度。会社に入るまで工場も見たことがなかったというので驚きました。
「あまり実情を知らなかったから飛び込めたのかも知れません」と冗談半分に語ってくれた貴志さん。
これまでは、いわゆる「温泉タオル」やキャラクターもののタオルなどを受注して生産することがメインであった泉州において、自社ブランドの開発に力を入れるなど新しい風を吹き込んでいる若き経営者。彼の語り口からは、或いは自社の発展以上に、産地全体の発展のために愚直に、そして誠実に頭を悩ませている様子がひしひしと伝わってきました。
各工程が細分化されているタオル作り。だからこそ産地全体が支え合って成長していかなくてはいけないと教えてくれた神藤貴志社長。今後の活躍がとても楽しみです。
神藤タオル代表の神藤貴志さん
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- ご注意いただきたいこと -
※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
※一つ一つ手作りしている商品は、色、形などに多少の個体差がある場合がございます。ぜひ手作り商品の個性として、制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。