コンテの商品
 

Conte(コンテ)|一菱金属株式会社

 

金属加工の産地として知られる新潟県燕市で主に業務用厨房用品などを作る一菱金属。
その一菱金属が手がけるキッチン道具ブランドが"Conte"です。「コンテ」と読みます。

燕のものづくりは分業が基本。金属の成型をする人、洗浄する人、曲げの加工をする人、磨く人、などなどかなり細分化された分業体制です。
だから燕は「町全体が工場」と言われるほどです。
コンテの商品もその例外ではなく、商品によっていろいろな工場のいろいろな人の手を経て完成します。

制作途中の仕掛品は、小さなプラスチックのコンテナに入れられて協力工場に運ばれ、そこでの工程が終わるとまたコンテナに入れられて次の工場への運ばれ、少しずつ完成品に近づいていくのです。

一菱金属のコンテナ

一菱金属のコンテナ

Conte(コンテ)という言葉には、前述の燕らしいものづくりに関したいろいろな意味が込められています。

職人の手と共に・・・con(「共に」を表すラテン語の接頭辞) + te(職人の手)

分業体制のものづくりのシンボルとも言える"container"("コンテ"ナ)

長く使われ続ける道具であって欲しいの意味から"continue"("コンテ"ィニュー)

ちょっとした言葉遊びですが、名前に色んな意味を込めるのはconteの得意技。

conteの商品は「まかない」ボウル、計量スプーンの「やくさじ」、そしてオイルポットの「こします」など全てひらがな4文字です。
そのどれもに色々な意味が込められているのです。詳しくは各商品ページでご覧ください。

工場内の金型

工場には色々な商品の金型が並びます。

コンテの商品は決して目立つタイプの商品ではありません。はっきり言うと地味な商品です。
でもそれは見た目の話で、中身は「地味」という言葉とは程遠いものすごい優れもの。

何というか、「クラスにいる地味で目立たない大人しい子が、実は直木賞作家だった」みたいな感じです。上手く言えないけれど。

ボウル一つ、オイルポット一つの開発に時間を惜しまず1年でも2年でもかけて本当に納得できる商品だけを世に送り出すのがコンテのスタイル。
そこには一切の妥協のない徹底したこだわりがあります。

私たちが燕の工場にお邪魔して各商品の説明をしてもらった時にも「なるほどー!」という言葉を多分50回くらい発したんじゃないかと思います。
キッチン道具一つでここまでこだわれるものなのだということに感動すら覚えました。

オイルポットの縁

絶対に油の垂れないオイルポットの注ぎ口など、枚挙に暇のないこだわりのポイント。

私たちが海外に住んでいた頃に日本の製品の使いやすさを再認識したことが紡ぎ舎を始めたきっかけの一つですが、その時に特に強く感じていたのが「日本の製品は使う人のことをよく考えて作られている」ということです。

コンテの各商品はまさにその頂点に立つものだと思います。

毎日使う日用品だからこそ、ストレスなく便利に使いたいもの。そんな「ちょっと気分のいい」毎日を送りたい方に是非とも使っていただきたい暮らしの道具です。

Conteの江口さん

Conte事業を担当する江口広哲さん。