• 皿(太陽)4

  • 落合沙羅

    皿(太陽)4

    税込み ¥3,080

「太陽」シリーズの1番・2番と比べると、3番・4番の方が少し小さめです。



太陽をモチーフにしたシリーズです



落合沙羅さんの工房は周りを森に囲まれているため、特に太陽の角度が低くなる冬の間は陽の光が直接当たる時間がありません。
なので太陽への憧憬の念が人一倍強いのです。

そんな太陽への想いを表現した彼女らしい作品です。




<サイズ>
直径:約130mm/高さ:約31mm

<素材>
陶器

<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外




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- この商品の作り手 -



落合沙羅




栃木県益子町でご夫婦で作陶される落合沙羅さん。
夫は当店でもお取り扱いのある落合重智さんです。
(以下、沙羅さん、重智さんと呼びます)

ご自宅兼アトリエなので、沙羅さんのアトリエも重智さんのところでご紹介したのと同じ、森に囲まれたアトリエです。





益子の地でご自身で陶土を掘って土を作り、登り窯で焼成しています。
そのままの土に触れるのが好きという沙羅さんは、細かな砂なども残ったままの土を使って作品を作っています。

作品をよく見ると、砂を構成するとても小さな石の粒が見えたりして、豊かな表情を作り上げているのがわかります。
色々な作品を作られていますが、その中でも飯碗が好きなのだそう(もちろんお米も)。





よく「地に足の着いた」という表現を耳にしますが、沙羅さんのお話を伺っていると不意にそんな言葉が頭の中にフワッと浮かんできます。

自分が出来ることを、自分が出来る範囲内で。
太陽や植物といった自然から力をもらい、その力で身体を動かし、畑を耕してまた自然の恵みをいただく。
それで収入を得るとか、趣味の園芸とか、QOL(生活の質)を上げるためとか、そういうことじゃなく、生きるために耕し、耕すことで生かされる。





「農的に暮らしたい」と沙羅さんはおっしゃいます。

農的暮らしという言葉は近年よく耳にする言葉です。
そしてこの言葉は「都会の物質的な暮らしではなく、これからは農的な暮らしだ」といった具合に"感度の高い人たち"によって、ある種のファッションとしてのニュアンスを含んで語られることも多いように感じています。一つの暮らしの"スタイル"として。

だけど、沙羅さんが「農的暮らし」というとき、それはそれ以上でもそれ以下でもなく、とても純粋で自然な言葉として私たちの中にスッと入ってきました。
誰かにアピールするためでもなく、自分を律するためとかそういうことでもなく、純粋に暮らすための農として。





うまく言えませんが、沙羅さんの作り出す器はそんな器だと思います。
自然なことを自然なままに、肩の力を抜いて楽しむ地に足の着いた暮らしと、その暮らしから生み出されたということがよくわかる器。

晴れた日に陽の光を浴びるように、日が暮れたら家に帰って眠りにつくように、そして暮らすために耕すように。そうやって生み出された器です。







落合沙羅経歴

1993 栃木県生まれ
2016 武蔵野美術大学陶磁専攻 卒業





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- ご注意いただきたいこと -


※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。

※うつわは一点一点手作りされています。中にはゆがみがあったり、ざらついていたり、色が均一でなかったりします。ぜひ手作り商品の個性として制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。また、使い込むほどに深みを増し、変化する風合いもお楽しみください。

※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。

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