桐箱入りの特別な和ろうそく
一本杉とは、能登半島七尾にある歴史情緒溢れる一本杉通りのことです。
登録文化財の建物が並ぶこの通りは、光徳寺さんの門前町として、或いは奥能登へと続く街道として人が集う場所でした。
高澤ろうそく店もこの通りに店を構えています。
一本杉通りと共に歴史を歩んできた高澤ろうそく店が、その原点とも言える「一本杉」と名付けたこのろうそくは、昔のままの櫨蝋(はぜろう)のみを使った伝統的な和ろうそくです。
一本一本かわいらしいろうそくのハンコが押された紙で丁寧に巻かれて、桐箱に入っています。
大切な人への大切な贈り物としてお選びください。

一本一本丁寧に紙に巻かれています。
うつくしい「いかり型」の和ろうそく
根本からうつくしい曲線を描いて広がっていく「いかり(碇)型」の和ろうそく。思わず目を奪われる美しい造形ですよね。
私たちが和ろうそくを使い始めてまず驚いたことが、燃え尽きた後に何も残らない、ということです。いわゆる「キャンドル」と呼ばれる西洋のろうそくの場合溶けた蝋(ろう)が残りますが、この和ろうそくは一切後に残らない。こういうところも含めて、やっぱり和ろうそくはうつくしいと思います。

大きめの炎がゆったりと揺れる和ろうそく
30分のリセット
和ろうそくは、サイズによって大凡の燃焼時間が決まっています。これはもともとお寺での読経の時間に合わせたものです。
紡ぎ舎で取り扱うろうそくの多くは30分〜40分程度のものです。火をつけてから少しずつ小さくなっていくろうそくを眺めていると、その30分がとても愛おしく貴重なものに思えてきます。
その30分みなさんならどう使いますか。読書の時間もよし、ストレッチやヨガをするのもよし、はたまた「スマホをみない!」宣言時間にするのもよし。紡ぎ舎スタッフは、忙しい時にあえて何もしないリセット時間を作るために使っています。
和ろうそく一本杉の燃焼時間は約40分です。

うまく時間を区切ってメリハリのある暮らしを
香りのない和ろうそく
和ろうそくには、アロマキャンドルなどと違って、香りがありません。
これは和ろうそくが元来お寺で読経する際に使われていたことも少なからず関係があります。なぜなら、お寺では「お香」を焚くからです。和ろうそくのシーンには元々香りがあったので、ろうそく自体には香りがないのです。
だから、食事の時にもおすすめです。

お坊さんも多くいらっしゃる高澤ろうそく店
(ろうそく)太さ:9〜16mm/長さ:80mm
(箱)縦:140mm/横:150mm/高さ:45mm
燃焼時間:約40分
<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象
商品の組合せ、数量等により、規定のサイズを超えますと、ご利用になれない場合があります。詳しくは配送料についてをご確認ください。
- この商品の作り手 -
高澤ろうそく店

形を変えながら伝統を守る能登半島の老舗。
能登半島は七尾市にある歴史風情を感じる一本杉通り。登録文化財の建物が軒を並べるこの通りに高澤ろうそく店があります。
七尾和ろうそくの始まりは江戸時代の17世紀半ばごろ。能登半島七尾を領地とした前田家が「蝋燭座」と呼ばれる蝋燭の製造販売組合のようなものを作り、全国より職人を集め、蝋燭作りを推奨したことによります。七尾は江戸時代から明治にかけて、北前船の寄港地として栄えたため、各地からの原料が集まり、そして出来上がった蝋燭を各地に運ぶことができたことから、蝋燭の生産が盛んになりました。今でもろうそくの原料となる櫨(はぜ)は当時と変わらず九州から仕入れられています。
仏教との繋がりが深く、現在でもお寺とのお取引が多い高澤ろうそく店ですが、リラックス効果のある柔らかく揺れる炎を現代の暮らしにも取り込めるようデザインやパッケージを変えながら新しい商品を私たちに届けてくれています。
高澤ろうそく店の全商品はこちら>> #高澤ろうそく店
- ご注意いただきたいこと -
※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
※一つ一つ手作りしている商品は、色、形などに多少の個体差がある場合がございます。ぜひ手作り商品の個性として、制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。
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