縁の部分が切り立った中皿です。
5.5寸くらい(約16.5cm)のとても使い勝手の良い大きさです。
同じ縁おこしの皿(中)の「縁尖」のタイプとの違いは、切り立った縁の先端が丸いか尖っているかの違いです。
左が「縁丸」、右が「縁尖」です。微妙な違いですが印象が変わりますね。
<サイズ>
直径:約165mm/高さ:約30mm
*陶器は一つ一つ手作りされるため、大きさに個体差があります。ご了承ください。
<素材>
陶器
<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外
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- この商品の作り手 -
落合重智
栃木県益子町でご夫婦で作陶される落合重智さん。
ここを入っていくの?と思わず身構えてしまうような細い砂利道を進んでいくと森に囲まれた素敵なアトリエが現れます。
森に囲まれたアトリエ。登り窯が見えます。
作陶中の落合重智さん。
「喋ることはあまり得意ではないので」とおっしゃる落合さん。
一つ一つ丁寧に言葉を探しながらお話ししてくださる様子から、とても実直で丁寧な人柄が伝わってきます。
故郷の宮崎から上京して美大に進学。
油絵学科版画専攻でしたが、在学中に民藝の授業を受けたことがきっかけで青春18きっぷで各地の産地を巡り、陶芸の世界を志すようになったのだそう。
大学卒業後は益子にある栃木県の窯業技術支援センターを経て、益子で活動する陶芸家佐藤敬氏(牛窯)に師事。
佐藤氏は成井恒雄氏(故人)の許で蹴轆轤(けろくろ)を習得した方。落合さんも電動轆轤は使わずに蹴轆轤で轆轤を挽いています。
蹴轆轤とは、その名の通り足で蹴って回す轆轤のことです。
例えば大分県の小鹿田(おんた)焼は今でも必ず蹴轆轤を使用します。
使い込まれてツヤツヤしている蹴轆轤(けろくろ)。
右足の足袋だけ使うので、左足用も裏返して使っています。使い込まれていますね。
現在は灯油焚きの窯がメインで、一部薪窯も使う2通りで作品を作っています。
まだなかなか使う機会に恵まれていない自工房の登り窯も何人かの作家さんで共有して使っていきたいと、今少しずつ薪を集めているとのこと。
登り窯を使った作品がどのような感じに仕上がるのか、私たちもとても楽しみです。
シンプルながらじっくり見ていると轆轤の風合いや灰釉の織りなす表情が味わい深い作品。落合さんの人柄が現れるようです。
落合重智経歴
1983 宮崎県生まれ
2010 武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻 卒業
2011 栃木県窯業技術支援センター(益子窯業指導所)修了
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- ご注意いただきたいこと -
※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
※うつわは一点一点手作りされています。中にはゆがみがあったり、ざらついていたり、色が均一でなかったりします。ぜひ手作り商品の個性として制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。また、使い込むほどに深みを増し、変化する風合いもお楽しみください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。