大きさのちょうどよいシンプルなストレートの小鉢です。
ガラスの器は中のものの色がよく分かるので、トマトや果物などがとてもきれいに見えます。
我が家では毎朝のヨーグルト用に登場することも多いです。
夏はガラスの器がよく似合います。ビールが入っているのは同じく山崎さんの「薄荷グラス」。
淡い緑色が美しい「薄荷(ハッカ)」シリーズ
グラスの全体がほんのりと淡い色合いになっています。
吹きガラスらしいガラスの揺らぎと相まって爽やかな印象を与えてくれます。
緑色の色素を付けてグラスを吹きます(写真は足付きグラスを作っているところ)。
<サイズ>
直径:約110mm/高さ:約65mm
(1つ1つ手作りされるため個体差がございます。ご了承ください。)
<素材>
ガラス
<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外
- この商品の作り手 -
山崎雄一
神奈川県で制作活動を行う山崎雄一さん。
淡い緑色と揺らぐ光が美しい「薄荷(ハッカ)」のシリーズと、幾何学的な模様をサンドブラストという手法を使ってカラフルに浮き上がらせる花器という雰囲気も手法も全く異なる2つの作風を器用に使い分けるガラス作家です。
淡い緑色と光の揺らぎが美しい薄荷シリーズ
山崎さんは横浜市内の工房を借りてガラスを吹いています。
閑静な住宅街の一角に突如として工房があります。2-3人が作業をするといっぱいになるくらいの小さな工房です。
ご自身の工房ではないので使える時間が限られています。
にも関わらず、一つ一つの工程について「これでグラスの部分ができたので、これから脚をつけていきます」などと丁寧に説明をしながら実演してくださいました。
共同の工房でも必ず自分の道具でないとダメという作り手の方も多くいらっしゃいますが、山崎さんは「自分はその工房にある道具で作ってしまうタイプ」なのだそうです。
型に入れてガラスを吹くことで模様を付けていきます
型から出して膨らませていきます。
脚(ステムの部分)を付ける作業。同じ工房の方が手伝っていました。
ステムにプレート(一番下のグラスを支える部分)を付けています。
時折熱しながら形を整えていきます。
出来上がったグラス。この後ゆっくりと冷まして完成です。
普段は「今日はこの種類を作る」と決めて同じ種類を連続して作るのだそうです。もちろんその方が効率もいいです。
でも私たちがお邪魔した時には、「せっかくなのでコンポートも作りましょうか?」といった具合に結局全種類を作って見せてくださった山崎さん。
私たちが次から次へと投げかける素人質問にも嫌な顔一つせず一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
そんな丁寧で親切な山崎さんの性格は作品にもよく現れています。
山崎さんは、製作中もお話をしている時も、いつでも淡々と穏やかなオーラを放っている方です。
自分を大きく見せることも小さく見せることもせず、ジワジワと放つ穏やかな波長に、気づくといつの間にか周囲の人も同調して穏やかな気持ちになっている。
そんな魅力のある人だな、と思いました。
山崎雄一さん
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- ご注意いただきたいこと -
※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。
※ガラス製品は一点一点手作りされています。したがって大きさや形などが均一でなかったりします。ぜひ手作り商品の個性として、制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。
※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。