• 粉引馬たらい豆皿

  • 荒賀文成

    粉引馬たらい豆皿

    税込み ¥2,200
    目跡あり2,200円
    在庫なし
    目跡なし2,200円
    在庫なし

深さがあるので「豆皿」というよりは「豆鉢」の方が近いイメージです。

付けダレを入れたり、塩辛や明太子などの珍味にもちょうどいいサイズ。



目跡(めあと)について



目跡というのは、お皿の中央付近にポツポツと見られる跡です。
これは、器を重ねて焼く際に釉薬同士が溶けて固まってくっついてしまわないように、小さく丸めた粘土の粒などを器と器の間にかませて焼いた跡です。

馬たらい豆皿は小さなお皿なので、大抵は何枚か重ねて焼く一番上で焼かれることが多いです。
そのため目跡がないものが多いですが、たまに目跡のあるものもあります。






<サイズ>
直径:約93mm/高さ:約37mm
*陶器は一つ一つ手作りされるため、大きさに個体差があります。ご了承ください。

<素材>
陶器

<配送オプション>
ネコポス:対象外
宅急便コンパクト:対象外




- この商品の使い方・お手入れ -



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- この商品の作り手 -



荒賀文成(荒楽窯)



ぱっと見ちょっと怖そうな(実際にはとても気さくな方です)雰囲気とは裏腹に柔らかな優しい曲線が美しい柔和な器を作られる荒賀文成さん。

初めてお会いしたのはとある陶器市でした。
荒賀さんのアイコニックな作品でもある「馬たらい鉢」の美しい曲線に一目惚れして、すぐその場で紡ぎ舎でもお取り扱いさせて欲しいですとお願いをしました。

その後、京都府八幡市にあるご自宅兼工房にお邪魔した際にはご自身が作られたお料理を振舞ってくださったのですが、これがどのお料理も本当に美味しく驚きの腕前でした。







バラエティも豊かで、食卓の彩りもバランスよく、それを更に荒賀さんの美しい粉引、黒釉の器が引き立てていました。

お料理が好きで上手な作家さんの器は間違いなく使いやすく合わせやすいと我々はいつも感じていますが、荒賀さんの作品はまさにその代表格だと思います。

そして、荒賀さんといえば何と言っても若手・中堅作家が「荒賀さんに轆轤(ろくろ)で褒められたい」と憧れる高い轆轤技術。この確かな技術があるからこそ無駄を削ぎ落としたシンプル器の中にこれほどまでの美しさを感じさせてくれるのでしょう。
駆け出しの職人時代には1日に1-2百個は挽いたという鍛えられた熟練の技。見る見るうちに粘土の塊から美しい曲線が姿を現す様子はいくら見ていても見飽きることがありませんでした。





「長野の人はなかなか家でたこ焼きしないだろうから」と、夕食の最後には関西流にたこ焼きまで準備してくださった荒賀さん。
美しく使い手に響くモノづくりをされる作り手さんは、やはりいつだって気遣いと思いやりに溢れているという私たちの経験則は、また一つ確信に近づきました。





荒賀文成経歴

1972 京都府生まれ
1993 京都府立陶工高等技術専門校研究科卒業
1998 北白川銀月アパートにて「荒楽窯」開窯
2008 工房を滋賀県山中町に移転
2012 工房を京都府八幡市に移転





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- ご注意いただきたいこと -


※商品写真はできる限り実物の色・質感に近づけるよう撮影しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味・質感が異なる場合がございます。

※うつわは一点一点手作りされています。中にはゆがみがあったり、ざらついていたり、色が均一でなかったりします。ぜひ手作り商品の個性として制作工程に思いを馳せながらお楽しみください。また、使い込むほどに深みを増し、変化する風合いもお楽しみください。

※実店舗にて同時に販売しております。ご注文いただいた後に在庫状況を確認いたしますが、在庫ありの商品でもご注文いただいた時点で「在庫切れ」の場合がございます。その際はメールにてご連絡いたします。何卒ご了承ください。

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